DIY向けの3DCADが登場『caDIY3D』ホムセンで売られている材料でモデリング!
日曜大工のための3DCADと呼んでもいいでしょう、その名もcaDIY3D
ツイッターでは全然見かけたことがないので、支持されているとしても恐らく30代以上の方々でしょうか。
このCADの狙いがDIY、日曜大工というところを見てもそうなんだと思います。
あまり若者狙いではありません。
しかし、実際使ってみると操作感がよくて面白いですよ。
一応3Dプリント用にSTLを出力することもできます。
特徴的なモデリングの仕方
通常の3DCADのモデリングは、スケッチを描いて押し出し…という流れですが、
caDIY3Dは、ホームセンター等で売られている板材などを図面に追加して、長さや幅を変更して形状をつくっていきます。
まさに日曜大工をPC上でやっているようなものです。
そのため3DCADでは当たり前の回転体やスイープなどといった形状は作れません。
実際のモデリングの流れはこちらのページがわかりやすいです。
http://cadiy3d.com/cadiy_online_manual/page7020.html
材料費を出してくれる
caDIY3Dを使っていて、さすがだな!と思ったのは、作ったデザインの材料費を出してくれるところです。
さすがにDIY、日曜大工向けにつくってあるだけあって、使った材料とその材料費を出してくれるのはうれしいですね。
シンプルなユーザーインターフェース
あとは個人的な感想ですが、UI、特にツールバーあたりのデザインがエクセルに似てて面白い。
さらに言うと、ボタンが少なくてすっきりしていますね。
大変わかりやすいと思います。
高機能で無料!とうたわれている3DCGソフト Blenderをご覧ください
ボタンだらけです、どれがどれだかわかりません。これが初心者が最初に感じる壁ですよね。
その点caDIY3Dはボタン少ないので初心者でも安心できそう。
おわり
日曜大工がやりたいけど、良い設計ソフトとかない?と言われたらcaDIY3Dを勧めることができそうですね。
無償で使うことができるFusion360もいいのですが、あちらはできることが多すぎて初心者にはつらそうです。