グラスホッパーのすすめ、まずは手軽なミラーから
グラスホッパーというと、
大規模で複雑なデータを扱って
人力では難しいモデリングができる…。
といった感じで敷居がだいぶ高そうなイメージがありますが、
今回はライノには備わってないミラーのプレビュー機能を実現するため
グラスホッパーを使います。
これはシンプルなので、グラスホッパーを敬遠しがちな方にも使いやすい手法だと思います。
グラスホッパーについて詳しく知りたい方はこちら
全体像はこちら
グラスホッパーで使っているのは
GeometryコンポーネントとMirrorコンポーネントだけです。
あとはRhino上で曲線やサーフェスなどを片側だけ用意すればOKです。
Geometryコンポーネントに、Rhino上のオブジェクトを格納します。
するとミラーのプレビューが表示されます。
このミラーのプレビューは、元のオブジェクトを変形させるなどの編集を行うと
リアルタイムに変化しますので、ライノ側でミラーコマンドを毎回打って確認する手間が省けます。
サーフェスもいけますが、
曲線を押し出しても、その結果のサーフェスは自動で反映されないので
新たに作成したオブジェクトはGeometryコンポーネントに格納していく必要があります。
そこだけ注意すればOKです。
おわり
ミラーのプレビューを満喫した後は、回転プレビューを実現してみるのも楽しいと思います。
プレビューを常に確認しながら曲線の編集をすると回転体のモデリングがすごく捗ります。
まるもっこのモデリング
今日はまるもっこ、丸に木瓜という家紋をモデリング
変形関連のツールを使えば、球面上にぴったり張り付かせることもできます。
家紋の3DモデリングとTスプforRhinoについて
デザインセンスがなくて
皿の装飾とかもできない自分が
挑戦していくのが家紋のモデリング
家紋大全っていう本買って、それを見ながらモデリングしていきます。
とりあえず次は自分ちの家紋を作ってみようかな
ライノは平面上にモデリングしておけば、
後でいくらでも曲面の形に合わせてくっつけることができるので
家紋のモデルも使い道がたくさんある(はず
あと、ライノのTスプは今後アップデートされないことが公式に宣言されてしまいました。
http://www.tsplines.com/blog/2016/11/autodesk-plugins-for-rhino/
今後はFusion360やAliasを使えってことなんですが
自分はライノをメインで使いたいので移れないですね…。
ってことでClayooっていうプラグインを検討中です。
これ、大まかにできることを分けると、
Tスプとエンボスとスカルプトの3つです。
それでいてTスププラグインより安いですからね。
といっても10万するんで、気軽に買うってのはできないですが。
来年中には購入を検討したいところ