グラスホッパーのすすめ、まずは手軽なミラーから
グラスホッパーというと、
大規模で複雑なデータを扱って
人力では難しいモデリングができる…。
といった感じで敷居がだいぶ高そうなイメージがありますが、
今回はライノには備わってないミラーのプレビュー機能を実現するため
グラスホッパーを使います。
これはシンプルなので、グラスホッパーを敬遠しがちな方にも使いやすい手法だと思います。
グラスホッパーについて詳しく知りたい方はこちら
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グラスホッパーで使っているのは
GeometryコンポーネントとMirrorコンポーネントだけです。
あとはRhino上で曲線やサーフェスなどを片側だけ用意すればOKです。
Geometryコンポーネントに、Rhino上のオブジェクトを格納します。
するとミラーのプレビューが表示されます。
このミラーのプレビューは、元のオブジェクトを変形させるなどの編集を行うと
リアルタイムに変化しますので、ライノ側でミラーコマンドを毎回打って確認する手間が省けます。
サーフェスもいけますが、
曲線を押し出しても、その結果のサーフェスは自動で反映されないので
新たに作成したオブジェクトはGeometryコンポーネントに格納していく必要があります。
そこだけ注意すればOKです。
おわり
ミラーのプレビューを満喫した後は、回転プレビューを実現してみるのも楽しいと思います。
プレビューを常に確認しながら曲線の編集をすると回転体のモデリングがすごく捗ります。