【チュートリアル】Onshape スマホスタンド Part1
3DCAD Onshapeで、スマホやタブレット端末を立て掛けることができるスタンドのモデリング(チュートリアル)をしていきます。
実際に3Dプリントして使えるものをモデリングしています。
Onshape初めてさわるという方は下記リンクの・はじめに・の部分をみておいてください
モデリングの流れ
- スタンドを横から見たスケッチを描く(Part1)
- スケッチを押し出す
- フィレットをかける
- 完成
完成イメージ
図1
モデリング開始 スタンドのスケッチ
図2
Onshapeサインイン後の画面
まずは新しくドキュメントを作成します。
画面左上にあるCreateボタンをクリック
図3
Document nameは自由でかまいません。
Open new documentにチェックが入っていることを確認してOKをクリック
図4
新しいドキュメントが作成されてモデリングのページが開きました。
早速スケッチを描いていきます。
図5
画面右上にあるビューキューブのRightをクリックして右側面表示にします。
図6
それから画面上部のツールバーからSketchのボタンをクリックします。
図7
スケッチ面はRight Plane(Rightと左上に書かれた平面)を選択します。
図8
次はツールバーのCenter point circleを使います。
図9
図9のようにスケッチ面に二つの円を描きます。
左下の円はOrigin(原点、黒い点)を中心に描いています。
図10
円の寸法を指定していきます。
ツールバーからDimensionをクリックして選択します。
図11
円を選択して寸法値を入力していきます。
左下の円は14と入力して操作を確定します。
図12
図12のように各寸法を決めます。
円と円の距離は、中心点をそれぞれ選択して寸法線を水平or垂直に移動させて配置後、寸法値を入力します。
図13
2つの円に接する直線を描くため、Lineコマンドを使います。
図14
左下の円の縁から描きます。
カーソルの右下に「Coincident:一致」を意味するアイコンが表示されているのを確認してその状態でクリックすることで、円の縁に一致した状態で線を描けます。
図15
そして、右上の円の縁まで描きます。
カーソルの右下に「Coincident:一致」と「Tangent:正接」のアイコンが表示されていることを確認して操作を確定します。
(操作:左クリックで線の端点位置を確定→キーボードのEscを押してLineコマンド終了)
今の状態だと右上と直線は接線状態ですが、左下の円とは接線状態ではないためスケッチの幾何拘束を付け加えます。
図16
左下の円と直線をそれぞれ左クリックで選択します。
(Shiftキーなどは押さなくても大丈夫)
もし選択を誤った場合は何もないところをクリックすることで選択状態を解除します。
図17
選択した状態のまま、ツールバーの右のほうにあるTangentをクリックします。
図18
そうすることで円と直線の間に正接の幾何拘束が追加され接線状態となりました。
スケッチは完全に拘束されている場合、色が黒くなります。
今の時点で青い線が残っているのは、図9の段階で左下の円の中心位置を原点以外にしているのかもしれません。
Part1はここで終わりとします。
続きはPart2へ
おわり