123D 効率的なスケッチ方法 チュートリアル
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前回の記事で書いた123Dのスケッチの原点定義のされかたを考慮し
効率的なスケッチをしていきます。
前回記事はこちら
以下の3Dモデルにこれから穴をあけます。
図面
スケッチの原点をきちんと定義することで、作図が簡単になる。
ということを説明するために、わざと端数の出るような寸法にしています。
原点を意識する
図面をみると、穴の中心位置が左上の角を原点とし描かれています。
その通りにスケッチしていきましょう。
原点を赤丸の位置におきます。
そして、Sketch - Rectangle(矩形)ツールでスケッチの原点から
X:50 Y:-15の座標までスケッチします。
長方形の角にスナップさせて円を描きます。
Construct - Extrude(押し出し)ツールで描いたスケッチ(円)を選択し、
L字のオブジェクトに穴をあけます。
続きでもうひとつ
オブジェクトの形状は先ほどと同様ですが、
穴の位置だけ変えてあります。
穴の中心位置距離はL字の内側の角から指示しています。
スケッチの原点をL字の内側の角に定義し作図していきます。
細かい操作は省きます。
上記の画像のように円の中心位置を矩形ツールをつかい作図。
描いた長方形の角を中心に円を作図。
押し出しツールで穴をあける。
このモデリングにおいて原点の定義は重要になります。
左下の角に原点をおいてスケッチをすると穴の中心位置を描くのに
ちょっと苦労します。
実際にやってみる
左下に原点をおくと、
この角にスナップしないため、描きにくくなります。
図面ではL字の内側の角から穴の中心位置を指示していますが、
左下に原点をおいて描く場合、穴の中心位置を計算しなおす必要が生じます。
以上、スケッチにおける原点の重要性を説明しました。
質問等は当記事のコメント、またはTwitter上でおねがいします。
アドバイス等もいただければ幸いです。
おわり
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