Autodesk 123Dでばねをモデリングする方法
Autodesk 123Dという無料3DCADソフトを使い、ばね・螺旋・コイル状のものを
どうモデリングすればいいのかをここにメモしておく。(チュートリアルっぽく)
ご注意
これからモデリングしていくものは
正確なばね(コイル)ではありません。
それっぽく見えるだけです。
方法
①まず最初にPrimitives(プリミティブ)メニューからTorus(トーラス)ツールを
選択しドーナツ状のものを生成する。
今回は数値をデフォルトのままでやっている。
②次にSketch(スケッチ)メニューからPolyline(ポリライン)ツールを選択し
ドーナツの中心を横切るように線をひく。
③ここでドーナツを2つに分ける。2人で食べるためではありません。
Modify(修正・変更)メニューからSplit Solid(ソリッド分割)を選択する。
④分割したら、それぞれのドーナツに角度をつける。
Transform(変形)メニューからMove/Rotate(移動、回転)ツールを選択し
15度の角度をつける。
Moveツールを選択後に手前のオブジェクトを選択し、赤い矢印でさしている
箇所に15と入力してEnterを押す。
反対側のドーナツの場合は角度 ー15 と入力して傾ける。
⑤メニューからSnap(スナップ)ツールを選択し
ドーナツの断面(画像中2番)を選択する。
見やすいように回転し、もう片方のドーナツの断面も選択する。
下の画像のようになる。
扱いやすくするためにCombine(結合)メニューからMerge(マージ)ツールを選択し
2つのオブジェクトをくっつけよう。
⑥もはやドーナツと呼べないオブジェクトを選択し、
コピー&ペースト(Ctrl+C、Ctrl+V)をする。
できたオブジェクトを上に移動させよう。
⑦先ほど⑤で行ったSnap(スナップ)ツールをつかい2つのオブジェクトを
下の画像のようにする。これでもうバネの出来上がりだ。
あとはそれの繰り返しで、もっと長くできる。
途中である程度のかたまりをマージさせたほうが効率は上がる。
補足
下記2点の数値をいじることで、色々なバネをモデリングすることができる。
①でやったトーラス生成時の半径の数値
④のオブジェクトに角度をつける際の数値
おわり
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